何かおなかが減った外出自粛のお昼頃。
……な~んて思うこと、ありますよね?
え、ない?
そんな時は(強引に話を続ける)、おうちでボロネーズソースなんてどうでしょう。
フランス人ピエール直伝!本格ボロネーズソースの材料
「いやいや、ボロネーズってイタリア料理じゃん。でもピエールってフランス人でしょ?」
……と思ったかもしれませんが、ピエールってね、イタリア系のフランス人なんだ。
んでもって、先祖はボローニャ出身なんだ。
ボローニャといえば、肥満の都とも揶揄されるイタリアの美食のまちであり、ボロネーズソース発祥の地。だからボロネーズに関しては一家言ある!らしい!
ピエール直伝のボロネーズソースはスーパーに売ってる材料で簡単に作れるけれど、日本のミートソースとも一線を画すちょっと本格的な味わいだよ!
まずは材料
材料はこちら。
ちなみにこれらのラインナップには重大な欠陥が……
大体の分量は……
にんにく 2かけくらい
玉ねぎ 中1個~1.5個
人参 1本
ひき肉 400gくらい
トマト缶 2缶
濃縮トマトペースト 1袋
エルブ・ド・プロバンス 適量
塩・こしょう
炒め用の油
これでざっくり4人分できます。深めの大きいフライパンにたっぷり。
ちなみに私たちはにくにくしい感じが良かったので、ひき肉は500g超いれました。
大丈夫、てきとーてきとー!
ピエール曰く、一番の理想のひき肉は「牛のあらびき」だそう。日本の普通のひき肉だと、肉がバラバラになりすぎちゃうらしい。でも今回スーパーにあったのが「牛豚ひき肉」だったのでそれを使用。
トマト缶は、ピューレ状の方が楽だけれど、カットトマト/ホールトマト缶の場合、クラッシュすればOK。ちなみに私は「わ~い、イタリア産のオーガニックトマト缶が安かったで~」と買ってきたらピューレタイプじゃなかったために潰す手間が発生。
ピエールのボロネーズに欠かせないもの①:濃縮トマトペースト
もう今日は1日中煮込み料理したい! とかいう方には不要なんですけどね。
ささっと作りたいという時にとても便利なのがこれ。カゴメのトマトペースト。これを入れるだけで、他時間でぐっと味が決まります。
ちなみに1日中煮込みたい派のあなたは、トマト缶の量を数倍に増やし、鍋でじっくりことこと煮込めばOK。それ、イタリアやフランスの昔ながらの作り方。寸胴鍋に大量のトマトを入れて煮込んで煮込んで8時間、ぎゅーっと濃縮させるのが本来のやり方らしい。
でも現代の人は家庭料理でそんな時間もないから、フランスでも濃縮トマトを使うそうです。(イタリアは知らぬ)
ピエールのボロネーズに欠かせないもの②:エルブ・ド・プロバンス
聞きなれない名前のこちら、「エルブ・ド・プロバンス」。訳すと「プロバンス風ハーブ」。
南フランスでとれるハーブを色々ミックスしたもので、肉料理や煮込み料理など幅広く使えるすぐれもの。
ちなみにこれ、日本でも売ってるから! ボトル見ればわかるように、日本語で書いてあるでしょ? 確かエスビーからも出てる。
普通のスーパーで見つからずとも、輸入食品を売ってるお店のスパイスコーナーにおいてあるよ。庄内エリアだとね、やまやに置いてあるから!
日本語だと「エルブ・ド・プロバンス」と書かれていますが、ピエールが発音すると……
では実際に作ってみましょう
まずにんにく、玉ねぎ、にんじんをみじん切りにして、油をひいたフライパンで炒めます。
ちなみに煮込みまで同じフライパンでできるので、深めのものを使うのがおすすめ。
にんじん忘れてしまったんで、色が白いフライパンの中……気にせず炒めます。
玉ねぎがいい感じにあめ色になってきたら……といっても、弱火でじっくり30分なんて炒めてません。中火くらいでざ~っとやってます。
そうしたら、ひき肉投入。豪快に、どかんと!
にくにくしい~
写真がブレッブレですが、ここで塩コショウとエルブ・ド・プロバンスを入れます。大体で大丈夫です。でもハーブは結構ざざっと入れてます。
そしたら肉に大体火が通るまでいためま~す。
いい感じに肉に火がとおったら……
トマト缶とトマトペーストを入れます。
ちなみにピューレタイプなら鍋に直接ダンクでいいけれど、トマト缶やカットトマトの場合は果肉をつぶしてから汁ごといれてね!
あとは放置! ……じゃなくて煮込み! 時々かき混ぜてね。
煮込み30分くらいかな。ソースのかさが煮込まれて減ってきたら味見して、もうちょっと煮込む、塩コショウを足すなどの調整をしたら……
完成だ!!!!!!!
簡単でしょ?(*’▽’)
ニョッキと合わせていただきますしました
今回は、同じく自家製のニョッキと合わせていただきます。
出来上がったソースをお湯を捨てたニョッキの鍋に投入~。
ニョッキを潰さないように優しく混ぜまぜ。
自家製「ニョッキ・ボロネーズ」できました~。
にくにくしい幸せの味。
ちなみにニョッキの作り方はこちらに。
ミートソースとはちょっと違う本格、でも簡単なボロネーズソース。お試しあれ(*’▽’)