なめてかかるとマジで事故ると思ったはじめての雪道運転講習会

庄内探検【イベント】

酒田に引っ越してきて早や8か月。

もうすぐ初めての冬が来ます|д゚)

 

ところで、「おいでよ山形」という、たまにイイ感じの狂った呟きをするTwitterアカウントで、このようなツイートが以前ありました。

 

私が住む酒田市は、

_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 吹雪に関しては上級者向けの雪国 <
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こわいよ(‘Д’)こちとら神奈川生まれ神奈川育ち、勤めてたのは1センチ雪が降ると交通機関がマヒする東京だよ。

ちょっと吹雪になった日にゃ「#TMRごっこ」ができるとか浮かれてたレベルよ。

 会社の屋上で、吹雪の中マフラーを回している写真を撮ってもらったこともありました……この曲の発売今から20年前だよ!|д゚)

 

そしてピエールも、年中太陽がさんさんと降り注ぐ南フランス育ち。一時的にパリ近郊に住んでいたことはあるけれど、基本的に雪への耐性はゼロに等しい。

 

こりゃまずい|д゚)

 

何といってもこちらは車社会。雪が降ったから車は出さないという選択肢は(たぶん)あまりない場所。そんなこと言ってたら生活が成り立たないからね。

 

しかし運転ですら生まれたての子羊レベルなのに、雪道なんて……!と思っていたところ、「移住者向けの雪道運転講習会」が開かれるという天からのお告げが……!

 

受けてみたら、知らないことばっかりだった!行ってよかった!雪国じゃない人にも使える知識があるよ!

 

移住者のための雪道運転講習会に行ってきました

お隣の鶴岡市で、基本的に鶴岡市への移住者向けに開かれたこの会ですが、「鶴岡の人で満員にならなければ、酒田の人も参加できるよ」ということで行けることに。

 

主催は鶴岡ナリワイプロジェクトさんと、前略 つるおかに住みマス。さん。

 

さすがにまだ雪は降っていないので座学での講習ではありますが、鶴岡自動車学園の先生が来て、雪道で運転する時の心得を教えてくれるんだとか。

 

先の「おいでよ山形」ツイートの通り、山形内陸部の豪雪地帯に比べて積雪量は決して多くない庄内地方(……といっても、首都圏よりははるかに積もる)

 

しかし問題なのは、日本海から吹く強い風によって起こる、地吹雪

 

地吹雪とは……

地表面に積もった雪が強風のために舞い上げられる現象。舞い上げられる雪の量は,気温が低いほど,また風が強いほど多くなる。風が弱い場合は,雪が地面をはうように移動するため目の高さの水平方向の視程は悪化せず,これを低い地吹雪という。風速が 8~9m/sをこえると舞い上がる雪が目の高さをこえるため,水平方向の視程が悪くなる。ときには舞い上がった雪が全天を覆い太陽を隠す場合がある。これを高い地吹雪という。 引用元:コトバンク

 

そして地吹雪によっておこるのが、周りが真っ白になるホワイトアウト現象。まじで方向感覚なくなるらしい……らしいというか、なくなる!これは経験した!

 

移住前、物件を探しにきた2018年2月。土地勘を得ようと、中心街から駅までひとり歩いてみた私。そしたら途中で吹雪いてきてしまい、辺りは真っ白。頼りにしていたGoogleマップはスマホ画面に即効雪が積もるのでポケットにしまって歩いたもののどっちに行ったらいいかわからない、道を聞こうにも人っ子ひとり歩いてない(運悪くコンビニすらない道だった)、そしてポケットから「逆方向行ってるよ」的なGoogleマップの音声が流れた……ヒイイイイィ遭難するううう(‘Д’)と一瞬マジで思いました。

 

コワイヨ、コワイヨ雪国……

 

 

なめてるとマジで事故ると思った雪道運転

講習の最初に、庄内地方でよくみられる雪が原因で起きる事故の映像が流されました。しかも、ドラレコで撮影された実際のもの。

 

アイスバーンでブレーキが効かずつるつるつるつるドカーンとか、前に止まってる4tトラックが滑ってじりじりじりじりこっちに迫ってくるとか、あとはホワイトアウトで真っ白になった挙句に……など。いきなりコワイヨ先生(‘Д’)

 

庄内特有の地吹雪を体験ドライブ

ちなみに地吹雪はこんな感じ。エクストリームだなあ……

 

雪の中や凍った道を歩く時はよちよちとペンギンのように

これは雪の予報が東京に出た時にニュースでも繰り返し言われることですが、雪の中や凍った道を歩く時は目線は下に、そしてペンギンのように足の裏全体を地面につけてよちよちと歩く、これ鉄則。

ペンギン歩き

雪の中を運転する前に、雪の中の歩き方を教えてくれる先生。やさしい……雪国の人の常識は、雪のない地方から移住してきた人にとっては常識じゃないからね!

 

ウィンドウォッシャー液はうすめない&お湯をかけるとフロントガラスが割れる

ウィンドウォッシャー液って薄めて使うことがあるんだ……!と実は初めて知った私ですが、冬場は原液のまま使った方がいいとのこと。

 

薄めることで水分が多くなって凍りやすくなるんだとか。

寒冷地仕様的な、「そもそも凍りづらいウインドウォッシャー液」も便利ですよと先生が言っていました。

 

また、フロントガラスが凍っている場合、お湯をかけるのはやめた方がいい、ヘタをするとガラスがクモの巣状に割れるから、とのこと。(先生の親御さんはお湯でガラスをやってしまったらしい)

 

フロントガラスがスパイダーマンはイヤだな…… 

 

じゃあ車を出したいのにフロントが凍り付いていたら、どうしたらいいか。

 

はやめの暖気運転をしましょう。最近の車ならば、すぐに溶けるんだって。よかったよかった。

 

車の雪かきは天井も絶対に

車に雪が積もった場合、前後の雪かきをしたものの、天井の雪は乗せたまま走っている車が結構いるんだそうな。

 

高齢者とか女性とか、天井の雪にうまく手が届かないという人にありがちらしい……

 

雪と一緒に走っているとどうなるか。運転していて車が暖まってくると屋根の雪が解け始め、ブレーキを踏んだときにドグシャアアアアア(‘Д’)とフロントガラスに雪崩が起きる。気をつけよ。

 

ワイパーは冬用ブレードに替えるべし

冬用ワイパーがあるなんて知らなかったんですが……!

 

先生から「冬用のワイパーは何が違うでしょう?」と質問され、

きょうこ
きょうこ

発熱する!!

と答えて会場をひと笑いさせたのは私です。

 

正解は、ゴムの性質が違う

 

気温が下がってもゴムが硬化しにくいそうで、寒い中でもしっかり水や雪をよけてくれるんだそう。(ちなみに夏用ワイパーだと、ゴムの硬化でフロントガラスとの間にスキマが出来て雨や雪がとれず、ガラスに薄い水膜が張ってそこが凍ったり、金属のブレード部分が凍ったりするらしい)

 

冬用ブレードは基本中の基本!……だけれど、車を買いに行ってもついてこない。どうりで持ってないわけだ、私。

 

スタッドレスタイヤの寿命は3年から5年くらい

はきかえ必須!!(‘Д’)

 

冬用タイヤに替える理由は、硬くなりにくい性質のゴムで作られていることと、溝の部分で地面の吸水をして滑らなくするためで、「溝がすり減ってるかどうか」は滑る滑らないには関係ないそうで。そしてその吸水力は3年から5年で寿命を迎えるそうだ……

 

ぜんっぜん知らなかった(‘Д’) スタッドレスはいてればきゅきゅってとまれるものかと思ってた!(だってCMでもそう言ってるし……)

 

なので、中古のタイヤ屋さんでお安めのスタッドレスを買う場合は、溝のすり減り具合よりも製造年数をチェックせよとの先生談。

 

四駆は滑らない?

周りから「絶対に二駆じゃなくて四駆にした方がいい」と言われ四駆を買ったわたしたちですが、先生曰く「四駆もすべるから油断するな」とのこと。

 

ひいいいいいいい(‘Д’)

 

エンジンブレーキを使う!ちなみに私の車はLだ

雪の中でフットブレーキは滑りやすい!だからエンジンブレーキを積極的に活用すべし。

 

そういえば2018年初めの大雪の時、秋田出身の小倉さんが「とくダネ」で、「雪の運転は首都圏の方が怖い。誰もエンジンブレーキを使わないから本当にあぶない」って言ってたのがこれか!

 

車種によって記載は違うけれど、ちなみに私の車は「L」です。

 

ABS付の車なら、いざという時は思い切って急ブレーキを

参加者から「雪道でどうしてもブレーキを急いでかけないといけない場合は、ポンピングの方がいいのか、それともABS付ならABSを頼ってもいいのか」という質問がありました。

 

きょうこ
きょうこ

ポンピング……?

……と一瞬思ったのはここだけの秘密。

 

ABS(アンチロック・ブレーキシステム)の機能についてはここのページに書いてありますが、「そもそもABSに頼るような運転をしてはいけまへん」との先生回答。

 

ただ、本当にどうしてもヤバイって言う時は、普通にブレーキを踏むより、思いっきり急ブレーキを踏みこんでABSを作動させた方がいい、とのこと。そ、そんな事態にならないように気を付けたいところ……

 

金属製スコップ必須!他にも毛布やブースターケーブルがあると便利

きょうこ
きょうこ

地元民から「絶対に金属製スコップを車に積んでおけ、あと砂袋があると便利」と言われるんですが、雪道を運転する時に持っておいた方がいいモノはありますか。

雪国初心者の私から先生へ質問。お答えはというと……

 

金属製スコップは必要!プラスチックはだめ、絶対に金属!とのこと。

 

プラスチックだと、地面の雪かきをしなきゃならない時に表面しか取れず、肝心な地面の氷が全く削れないんだとか。

 

スコップ言うてもガーデニング用とかのハンディサイズじゃなくて、

こういう雪かき用のやつ。ホームセンターにいっぱいあるやつ。

 

あと、スタッグした時に毛布があると便利。(使い方は誰かに聞こうっと……)

 

その他、バッテリーがあがっちゃうことがあるので、ブースターケーブルがあると便利。(ブースターケーブルはガソリンスタンドにも常備されてるけれど、ちょうどそこにGSがあるかはわからないからね。使い方は誰かに聞k略)

 

そして、バッテリー液の量もチェックしておくべし。

 

……ほほう。よし、ピエールにまかせよう

 

雪道運転で必要なものは何よりも「ゆとり」

講習の最後に先生から「雪道運転で何よりも大切なことは何でしょう」という質問が。

 

ピエールが隣で(小さい声で)

ピエール
ピエール

家から出ないこと

うんそうだね。外に出なければそもそも事故らないよね……って、どこかのサイバーセキュリティ担当大臣がPC使わないから最強のセキュリティだぜ!と揶揄されているようなことを言うな。

 

正解は、「ゆとり」。とにかくゆとり。

 

最高速度からマイナス10キロくらいで走り、車間は多めにとり、アクセルはふんわり&超早めのブレーキ、そして視界が悪ければ昼間でもライトをつける……それが大事。

 

「安全に雪道を運転して、楽しい春を迎えましょう!(ニッコリ」という、激励なのか不吉なフラグなのかわからない先生の一言で講習は終了しました。

 

知らなかったことばっかりだ!(‘Д’)ていうか私、そもそも車の知識に疎い……ウインドウォッシャー液は雨水とか使って自動補充されると思ってたレベルなんだ!

 

とりあえず、さっそく冬タイヤの履き替えに行こうと思います。

 

コメント

  1. […] […]