月山筍とったどー! 初めてのたけのこ掘り

月山筍(がっさんだけ)」ってご存知ですか?

庄内の人には説明不要でしょうが、それ以外の地域で知ってる人ってあまりいないのではないでしょうか。

かくいう私も、庄内に引っ越してくるまで食べたことも見たこともありませんでしたよ、がっさんだけ!!

そんな月山筍を掘れちゃうという素敵体験をしてきました。

 

[affi id=2]

そもそも月山筍とは

「食の都 庄内」によれば、月山筍とは……

 月山筍は学名チシマザサ、根元が大きく湾曲することから、一般的にはネマガリタケと呼ばれる笹のタケノコで、主に北海道から東北の山地に自生しています。アクが少なく、独特の風味と甘みがあり、特に月山で採れる月山筍は、その味の良さに定評があり珍重されています。 (中略) 月山筍が店頭に出回り始めると、庄内の人たちは競って買い求め、粕仕立ての味噌汁や天ぶらなどにして味わいます。最近では皮ごと網で焼いたり、イタリアンなど洋食の材料にも使われたりもしています。

引用元:食の都庄内

というもの。

その月山筍の収穫体験があるんだって!

しかも、収穫するだけでなく月山筍や山菜を使った昼食付とのこと……食欲がうずきます!

 

[affi id=2]

 

いざ、収穫体験

 

収穫体験は、朝日東部地区自治振興会主催で鶴岡市の大網で行われたイベントです。

参加の注意事項として、「竹やぶに入るので、完全防備を」と伝えられました。

ポンチョ型のレインコートで対応できるかなと思いきや、「竹藪だと破れる可能性があるので、ウインドブレーカーの方がいい。また、蚊が入ってくる可能性があるので帽子や長袖の服、首元のタオルは必須!」とのこと。

ほ、本格的……  

しかし筍掘りと言えば、出ている筍はもう食べられず、達人についていって柔らかい土を踏んで探す……というイメージを持っていた私。

果たしてそんなことが私にできるのか!?という不安を抱え、いざ月山筍収穫体験の場所へ移動です。

 

[affi id=2]

月山筍の麓は景色がすごい

 

酒田市から車を走らせ、片道1時間ほどで、集合場所となる朝日東部コミュニティーセンターに到着しました。

受付を済ませ、当日の流れや注意事項を聞きます。

参加者は30名弱ほど。何だか慣れた雰囲気の人も……

参加者は4~5人の班に別れ、収穫の場へと移動します。

 

[affi id=2]

まじで竹藪

 

山だ……………というのが最初の感想。

山道をのぼった先にある藪で、収穫をするとのこと。

竹藪に入るのは賞味40分程だけれど、斜面を登ったりするから頑張ってね、と言われ気合を入れる私。 ほぼ運動しないけど、大丈夫かな!!

この日はNHK山形とTUVの撮影クルーが取材に来ていました。

カメラマンの人は重いカメラを肩にしょって斜面を上がっていきます。プロってすごいなあ……

わしわしと生えているのは、伸びすぎた月山筍

伸びすぎ………という感想は置いておいて、それをかき分け、折れるものは今後のために折って道を進みます。

いやあ、景色がきれいだなあ……とか眺めていると、置いて行かれます

竹藪に入ってすぐくらいから、周りの人はサクサクと月山筍を見つけていきます。

食べられる月山筍はひょろっとその辺に生えていて、気を付けないと踏みつぶしてしまうんだとか。

そのため気を付けて周囲を見渡すものの……み、見つからない……

ほらそこ、そこにあるよ、足元!」と班長に教えられても見つからない……なぜ……! と思っていたら……

班長が一本の月山筍をくれました。

「とったどー!!」 

そのあとは竹藪にハマったり、リュックが引っかかったり、斜面で滑ったりしながらもなんとかある程度の量を収穫できた私。

集合場所に帰ってお昼ご飯……ですが、その前に大網の棚田を見に全員で移動。

日本の棚田100選に選ばれているというだけあって、物凄くきれい。

収穫前の時期にも来てみたいなあ。

 

[affi id=2]

 

待ちに待った昼食

収穫した月山筍は一か所に集められ、平等に分配されます。

達人レベルに獲れる人、私のようにへっぽこな人との格差を埋めるためとのこと。ご配慮感謝します。

月山筍がこんなにたくさん……!

まずは地元の方に倣って、月山筍をさばきます。

皮の一部をそいで、あとは硬い皮をむいていくと……何とそのまま食べられるんだとか!!

(興奮しすぎてピンボケ)

もちろんかぷっといってみました。味噌やマヨネーズが合います。

えぐみなど一切なく、コリコリとした食感がとってもおいしい。

「ビィルウウウウ!」と叫びたくなりますが、車で来ているので自重。

昼食メニューは月山筍の炭火焼きやてんぷらに始まり、アイコのお浸しやうどの茎を焼いたもの、月山筍の炊き込みご飯にお味噌汁、紫蘇漬け、デザートには山葡萄のゼリーと、地の食材がこれでもかと饗されます。

てんぷら。

にびたし。

しそづけ。

おひたし。

たきこみごはんにおみそしる。

とれたての山菜って……こんなにおいしいんだ……と、目からウロコがぼろぼろ落ちる私。

しかもほろ苦いその味で、何だかデトックスできそうとか勝手に思っていたり。

 

[affi id=2]

 

生で食べられる山菜は月山筍だけじゃないらしい

初めての収穫体験、初めてこんなにたらふく山菜を食べた日。

お天気も良くて、心地いい疲れが体に広がりました。

主催の方の話では、生で食べられる山菜は何も月山筍だけではなく、他にもあるとのこと。

そして、今後は別の収穫体験のようなイベントも企画したいと言っていたので……そんなことがあれば、絶対来ます!!!!と心に誓いました。

 

[affi id=2]
sponsored link
最新情報をチェックしよう!
NO IMAGE