皆さん、2022年のお正月はどのように過ごされましたか?(※4か月前
私は、久々に神奈川の実家に帰っておりました。でもってピエールは、11月末から1月初めくらいまで、実家のあるフランスに仕事兼家族に会いに行っておりました。
出発の時、コロナによるイレギュラーな減便&庄内から乗り継ぎが2回もあるルートということで早く空港に着いたにも関わらず搭乗口へ向かうのがギリギリに(;・∀・)別れを惜しむ暇もなく旅立っていきました。アディオスアミーゴ。
何かやけに空港内に人がいるなあと思ったら、きてけろくんとまめうさがいたよ。
さて、お互い実家で年末年始を過ごせたんだからいいお正月じゃないとか思うかもしれませんが……2022年最初の試練は、ピエールの帰国とともに訪れたんだぜ(; ・`д・´)
私の2022年お正月
ピエールが11月末にフランスに旅立って以来、私はお店とか自分の仕事とかを日々こなしながら年末29日で仕事を納め(確か)、実家の神奈川に向かいました。飛行機で。強風で危うく欠航になるところだったけど!!
まじでひやひやした!!私は庄内発の1便に乗っていったんだけれど、2便以降は欠航だし、特急いなほも全部運休という、庄内でもなかなか強烈な日だったのよ。
それがまあ……羽田についてみたら……「ここ、同じ日本?」て思うくらいの晴れ渡る空(*’▽’)そして温暖な空気。上下に仕込んだ極暖ヒートテックが邪魔になるくらいの気温。庄内仕様の着こみ方で関東に行くもんじゃないね……
とはいえ無事に実家に到着し、正月すぎまでのうのうと生きておりました。
一風堂で博多ラーメン&明太子ごはんを食べたり(ニンニクと高菜を鬼追加)。
とにもかくにも、
……という超イージーなライフを送っていました。
まあ12月中のピエール不在期間中に、他の野良猫と喧嘩してるうちのにゃんこ(ドミノ)を止めようとしてうっかり触って救急外来行きになるという不幸もあったりしたんですが、旧年中の厄払いかなくらいに思っていたわけです。
この時はまさか、新年早々試練が訪れるとは思ってなかったのでね。
ピエールの2022年お正月
一方のピエールはというと、
……でした。何しろコロナのあんちくしょうのおかげで2021年のお正月はフランスに帰ることができず(飛行機も全然飛んでなかった)、2年越しに家族にやっと会えるとなったのがこの年末。
11月末に旅立ち、あちらでクリスマスマーケットの仕事をしながら家族とクリスマス、そして年末年始を過ごせたんですが……いやもう、出発があと数日遅かったらまた面倒なことになってたかもしれない(; ・`д・´)
11月末頃といえば、世界でも日本でも感染者がメキメキ増えていったタイミング。もちろんワクチンは2回接種済とはいえ、乗り換えとか入国(帰国?)とかで手間が増えるのでね。するっといけるに越したことはなく。
庄内はグレーの空に凍り付いた道路、吹きすさぶ寒風という毎日だったのに……何このモアナとアナの住んでる環境の違いみたいなのは!太陽がうらやましい(ノД`)・゜・。
……などと思っている間にも、コロナの影は確実に近づいていました。ピエールがフランスに旅立った11月末の時点では、フランスから日本への入国者は出発前のPCR検査陰性証明提出で14日間の自宅待機のみでOK、でした。
それが12月の中ごろには、ワクチンを打っていても搭乗前の検査が陰性でも、フランスからの入国者は検疫所が準備する施設で強制的に3日隔離。そして(確か)年末頃には、強制的に6日に延びてしまいました。まあヨーロッパで再度感染爆発したからしょうがないけど(;・∀・)
帰国した時の隔離が大変だった
日本入国後のピエールは自動的に隔離場所に護送(?)されるため、隔離期間が終了するまで会えません。入国審査をしたらPCR検査だなんだとたらい回され、バスに乗せられてホテル(検疫所が準備した宿泊所)へGO。
セキュリティのためなのか、手続き中は名前を呼ばれることなく番号で呼ばれ、隔離日数に対応した色のマーカーを手にまかれ、「なんか出荷される気分だった……」とのちにピエールは語っていました。(ただ、手続きの進行はものすごく機能的で無駄がなく、さすが日本って思ったらしい)
さてここからどこかのホテルに連れていかれるわけですが……何と、場所を教えてもらえない(; ・`д・´)渡された行先の紙には、「ホテルB」とかしか書いていない。いやまじでどこ!
当時(2022年明けてすぐ)、待機宿泊所が足りず、「自宅は東京で成田に着陸したのに、隔離で仙台に送られた」みたいな耳を疑う話もあったのでビクビクしてたのですが(隔離されるの私じゃないけど)……バスに乗せられて都心に向かって走ってるという実況中継が来たので、ああ都内なんだなくらいに安心したわけです。
事前に調べていた情報によると、羽田着の乗客は高確率でアパリゾート両国かアパリゾート横浜だという感じだったので、「アパリゾートなら新しいし窓大きいらしいし良かったじゃん、大浴場使えないのが残念だけどー」とかのんきに思っていたんです、私。
そしてピエールがメッセンジャーでピンを飛ばしてくれたもんで、バスの移動ルートが大体わかったんですが……「スカイツリーが見える」というメッセージなどから「こりゃ両国のアパリゾートかな」と、思っていたんですが……甘かった!!
非常食にもどうぞ
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どことは言わないが、古めなビジホのシングルルームで6日間
というメッセージが来て、コナン君レベルに「あれれ~?」って思ったよね。どうやら、ピエールの隔離先はアパリゾートじゃないらしい。というか、アパリゾートじゃなかった。
ちなみにチェーン系のビジホでもないらしい。ホテルの看板の写真を送ってきてくれたのですが……名前見て正直「どこ?」って思ったレベル。そしてぐぐってみて、「…………がんばれ……」って、心の中でピエールにエールを送りました。
何ていうか、「出張で行くんだけど予算が限られてて、大手チェーンは高いと会社から言われたので、まあ1泊寝るだけだし古くてもいいかと思って選んだ安いビジホ」って感じの……ところだったから……その他、シングルルーム(スーツケース開くと歩く場所がなくなる広さ)、窓ははめ殺し(マジで開かない)、窓にフィルムが張られているため直径10㎝くらいの透明部分からしか外が見えないという素敵な条件に加え、極めつけはホテルのWifiが超絶おっそい(;´Д`)らしい。まだピエールはポケットWifi持ってたからよかったけど。
そんなところで6日間過ごせと……って感じだけれど、お上が決めたんだからしょうがない。我慢するしかない。
けれど、超絶インドア派のピエールですら、6日間シングルルームから一歩も出てはいけないという生活は相当きつかったようで……
後編へつづく(*’▽’)