私、辛いものが大好きなんです。
特にタイ料理が大好きなんです。(パクチーは苦手だけど)
今年の1月には初めてバンコク弾丸旅行をしまして、
食べて、
飲んで、
食べて、
飲んで、
※3リットルのシンハービールタワー
深夜2時でも食べて……
しかもバンコクの大抵の場所は観光客向けになっているのかぜんっぜん辛くないので、テーブルの上の唐辛子をモサモサと追加してたりしたら、まあ……
決して食あたりではなく、唐辛子と冷たいもの(主にビィル)でお腹がゴロゴロしちゃったんです。
「あー、こんなに唐辛子入れたら、絶対明日はぽんぽんしくしく(※腹痛の意)だよ」と思っても、料理に唐辛子の雨を降らさずにはいられない。
実際に腹痛の波が来て「もう2度と辛いもの食べない……!」と脂汗をかいたとしても、また唐辛子に手を出してしまう。
そう、あいつは赤い悪魔。
実は酒田に引っ越してきて寂しく思っていたことがありまして
酒田に引っ越してきて以来、適度なスローライフ満喫だし、食べ物美味しいし、みんな優しいし、猫まで飼えちゃうしではっぴーはっぴー(古)な毎日なんですが……
ひとつだけ、ちょっと寂しく思っていたことがあったんです。
それはね、タイ料理屋さんが、ない。
お隣の鶴岡市にはあるんですよ。
でもね、車で片道30分くらいかかるわけ。
どうせなら色々つまんだりしたいから夜に行きたいじゃない?
色々つまむなら呑みたいじゃない?
でも鶴岡から代行で帰ってくる料金を考えると……ノンアルが無難?
でもお腹いっぱいになったら眠くなっちゃうし、ていうか「サワディカ~」ってお店の人に言われたら「シンハービール!」って自動応答しちゃう私だから……
…………と願い続けていたら、できたんだなこれが!
酒田市役所前に、タイ料理「サパーンマイ」が!!
「サパーンマイ」に実は既に行っていました&持ち帰りが神!
2020年1月に酒田市役所前にオープンした「サパーンマイ」。
その頃は新型コロナも今ほど蔓延していなかったので、お店に食べに行ったことが2回。
うち1回はピエールも一緒に。
ところでフランス人の中には「辛い物ニガテ」って人が割といるんです。
この「苦手」のレベルが、文化の違いなのかものすごく日本人(私?)とは隔たりがありまして。
例えば町中のテイクアウト中華料理とかで「スパイシー炒め」とか頼んだとして、私なんかは全く辛さを感じないわけです。
何なら「スパイシー」の分、同じ材料の炒め物より値段がちょっと高かったりすると、ものすごく釈然としないわけです。
スパイシーと謳って値段アップするなら、味覚が刺激されるくらい辛味を持たせろと。
でも「辛いのがニガテ」なフランスの人は「うわっ、からっ!!」って言うわけ。
もうね、自分の味覚を疑っちゃうよね。
あれ、私の味蕾にもう未来はないのかなって。
辛い物を食べすぎた功罪なのかなって。
※元々フランス料理の中には「辛い」という要素がないため、辛さを異質なものとして敏感に感じるとか言われています。
しかしピエールはというと。結構辛い物、いける。
何しろ昔、タイに住んでたからね。
タイ現地で辛すぎるものを食べて、鼻血を吹いた経験を持つ猛者なんです。
でも、タイ料理を食べたくなるのは本当に気が向いた時だけ……らしい。
そんなピエールが「サパーンマイ」に行った理由は、
・トムカーガイ(鶏肉のスパイシーココナッツスープ)
・カオニャオ(タイのもち米)
・センソム(タイのウイスキー)
が「サパーンマイ」に揃ってたから。
お店で真っ先に「センソムコーラ(ウイスキーコーク)」を頼み、カオニャオを指でもちゃもちゃしてトムカーガイにつけて食べたからか、「タイの人みたいね~」と言われ、そこからタイに住んでた話が弾んでお店の人とソッコー仲良くなるピエール。
※カオニャオは一口分くらいを取り、指でこねこねして固めて料理につけて食べるのが現地風らしい
もちろんトムヤムクンや生春巻き、ガパオライスにタイラーメンと、「タイ料理ならこれ!」というメニューが揃っています。
しかもうまい(゚Д゚)ノ
「サパーンマイ」は全品持ち帰りができます
とはいえ、新型コロナで外出自粛要請が自治体から出ている今、なかなかお店に食べに行くのは難しいところ。
でもサパーンマイのお店の窓にはこんな文字が。
お店の名前の下に「持ち帰りできます」!!
とはいえ、テイクアウトメニューはある程度選択肢が限られてるのかな~……と思ったら、
なんと、
「全品持ち帰りOK。汁物も大丈夫よ~」
という神がかった言葉を授かりました。
まじか、すごいよ!
全品オーダーで作ってくれて持ち帰れるなんて、ジャックさんは神だ!!
※ジャックさん:ディナータイムに料理を作っている人の名前
ちなみにメニューは……
読みやすいように大きく載せます(*’▽’)
前菜・サラダ・炒め物
スープ・ごはん/めん↓
デザート・ランチメニュー↓
これら全品持ち帰れるんですってよ!
と驚いてしまったわけです。そして持ち帰ったわけです。
・ソムタム(青パパイヤのサラダ)
・トムヤムクン
これらを、「辛めで」というオーダーで。 ※辛さ調整可能
そしてお家で繰り広げられるタイの宴。
※盛り付けがアレなのは私の手によるものだからです。
おうちでタイ料理~(*’▽’)
唐辛子のぴりぴりで発汗&ストレス発散!
ちなみに、「15分~20分くらい前に電話でオーダーしてくれたら、待たずに渡せる」と言ってました。
ジャックさんが。
自宅でプロの味が食べられるのは、外出自粛の今とても嬉しいところ。
しかも、自分で作るのはなかなか難しい異国の料理だったりすると、喜びもひとしお。
今夜はおうちでエスニック、どうですか?
ちなみに今はもう変わったかもしれませんが……
スープ類の持ち帰りは、こういう感じになるかもしれない。
これはバンコクの辛いタコを売ってるお店。
手前に並ぶタコを頼むと……
こうやって渡されます。
トムヤムクンの持ち帰り、こんな感じでした。
とはいえ、袋に入ったスープを器に入れてくれて更にもう一枚袋をかぶせてくれるので、こぼれることもなく安心!
持ち帰りのスープが袋に入って出てきた時は、「おお、アジア!」と何だかグッときてしまった私。
コロナが落ち着いたらどこかに行きたい……
酒田のタイ料理「サパーンマイ」お店情報
TEL:0234-25-3757
住所:酒田市中町1-14-26 竹内ビル2F
OPEN:昼11:00~14:00/夜17:00~22:00
CLOSE:火曜日昼/日曜