2018年3月に酒田市に引っ越してきてからというもの、結構な頻度で県外からの友達が遊びに来ていました。
関東住まいの私の友達はもちろん、東京に住んでるフランス人とか、フランスに住んでるフランス人とか。何なら一人インバウンドみたいな状態で。
時には10人くらいの団体様でやってくることもあり……
コロナ蔓延後は国内どころか県外への移動すら難しいような状況になってしまいましたが、そろそろ……復調の……兆し? ということで、フランス人を連れて行った、鶴岡市は湯野浜温泉にある「愉海亭みやじま」 への愉快な旅のお話です。
フランス人の旅のスタイル
フランス人というと「バカンス」が思い浮かぶかもしれませんが、フランスの皆様が日本へバカンスしに行こうという場合、どんっと長期間やってきます。これまでフランスからやってきた人たちは、大体日本滞在が10日~2週間くらいが多かった(はず)。
日本に初めてくる場合はやはり外せないのは東京・京都・大阪。そのうえで大体ピエールが勧めるのが、
「大都市とか観光地ばっかりいると疲れちゃうでしょ、それに日本のローカルな場所に来てみるのも楽しいよ」ってことで呼び寄せるのですが、何と庄内エリアは外国人旅行者が十中八九買ってやってくるJRパスで新幹線+特急を乗り継いで来られる最果て(に近い場所)。興味を持つ人が多かったりします。
で、やってきた皆様は庄内の定番スポットにお連れするのですが(山居倉庫とか丸池とか出羽三山とか)、その中で時間に余裕があれば行くのが「どこかの温泉」。
フランスに限らずヨーロッパの場合、大体が食事なしもしくは朝食付きで一部屋いくら……みたいな宿泊体系なので、まず「1人いくら」というところで一波乱が起きるw
しかも温泉旅館だと大体1泊2食付き1万越えは当たり前だったりするので(もちろん時期と場所による)、「何で1人100ユーロ以上するの!?」的な波乱も巻き起こったりする……けれど、
って言うと、大体納得。そして恐る恐る「いこっか、いいとこ選んで」ってなるわけ。
で、この時は日本に初めてのご一行様(男子3人)+映画が仕事な人たちだったので「スタジオセディック庄内オープンセット」に行きやすい場所がいいんじゃないか+自国では海から遠い場所に住んでるので海辺……ってことで、湯野浜温泉をチョイス。
その中でも、浜辺ギリギリに建っていて展望露天風呂からは何も遮るものがなく日本海が見えるといううたい文句の「愉海亭みやじま」に行くことに決定(*’▽’)
愉海亭みやじまでおおはしゃぎ
酒田~鶴岡の移動なので「愉海亭みやじま」までは車で余裕♪なんですが……まずここで起きた問題が、
ひたすら海岸を歩き、何なら海に入り、ついでにスマホで動画撮影とかしてるんだけども……あとで見せてもらったら動画の作りとかアングルがプロすぎてびっくりしたwwww
何の編集もなしにふと撮っただけなのに……
と思いつつ、皆様から集められた岩ガキを大変おいしくいただきました。
岩ガキをたくさんもらっちゃったんで、代わりに肉を差し出したのは私です。優しすぎないか私。
この後またお風呂に入り、夜中まではしゃぎ、翌朝は……
あさごはーん(*’▽’)
普段は朝ごはんを食べない私ですが、旅先だとめっちゃ食べる。何なら三杯ごはんいっちゃう。胃の準備は万全よ!!って感じなんですが、国民全員健啖家みたいなイメージがあるフランス人、
(たいてい)朝は、食がめっちゃ細い
エスプレッソとかクロワッサンをかじるくらい……みたいなスタイルが多いため、日本の温泉旅館の「朝食膳!」とか「朝食バイキング!!」には青ざめる人も……
(ちなみにピエール母は「私は朝が弱いから何も食べられない、まずエスプレッソ3杯飲まないと目が覚めない」って言ってたけど、起き抜けにエスプレッソ3杯ってずいぶんと強靭な胃ですねと思ってしまったり……)
ピエールも日本に来たばかりで、初めて日本の「ザ・旅館の朝ごはん」を見たときは部屋から逃げ出していた(焼き魚のニオイにやられたらしい)けど、今はすっかり慣れてしまい、もそもそとパンをかじったりお味噌汁を飲んだりしている。
やはりこの時も、フランスから来たご一行様は「これも経験だ!」って言って意気揚々と(半分寝ぼけながら)朝食会場まで来たけれど……お膳を前にぐったりしていました。ああ文化の違いw
その後完全に目覚め、スタジオセディック庄内オープンセットへと旅立っていきました。ついでに羽黒山にも行ったらしいとか。
え、私? ええ、帰りも私、旅館の送迎+電車だったよ!!
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